費用の具体例

１．会社員のＡさんのケース　（過払い金のないケース） 債権者３社、過払金なし、１５０ 万円の借金がありました。任意整理の結果借金残額が９０万円に減額されました。 　６０万円返済額が減額された
任意整理→２４，０００円×３＝７２，０００円 成功報酬→、６００，０００円×０．１＝６０，０００円 実費（通信費）→１０，０００円 消費税（５％）→７，１００円 費用合計＝１４９，１００円	債務整理の費用は１４９，１００円かかりますが、借金が６０万円減額されます。残った借金９０万円は将来利息を付けないで、３６回分割返済します。 任意整理したメリット １．借金が６０万円減額された ２．残りは分割で支払う ３．残りの借金に利息は付けない ４．付けない利息は約３４万円、得になります。
２．自営業のＢさんのケース　（過払い金のあるケース） 債権者５社、２００万円の借金がありました。債務整理の結果、借金は２０万円、過払い金は７０万円あり、過払い金で２０万円の借金は一括返済しました。 減った借金は１８０万円、過払い金は７０万円になります
任意整理→２４，０００円×５＝１２０，０００円 成功報酬→７００，０００円×０．２＝１４０，０００円 実費（通信費）→１０，０００円 消費税（５％）→１３，５００円 費用合計＝２８３，５００円	借金を完済、過払い金が５０万円残ったので、債務整理の費用２８３，５００円を支払っても手元に２１６，５００円戻ってきました。 任意整理したメリット １．借金が１８０万円減額された ２．過払い金が２１６，５００円戻ってきた。 ３．減額報酬は不要
３．会社員のＣさんのケース　（過払い金なく、減額もないケース） 債権者４社から１２０万円の借金があり、債務整理しても、借入金がそのまま残ってしまうような場合。（最近借り入れた人に多いケースです。）
任意整理→２４，０００円×４＝９６，０００円 成功報酬→　　　　　　　　　　＝０円 実費（通信費）→１０，０００円 消費税（５％）→５，３００円 費用合計＝１１１，３００円	利息制限法の引き直し計算をしても、借金残額がほとんど減額されないことがあります。借金１２０万円残りましたが、月々３万円を４０回に分割して支払います。利息分約５４万円得をします。 任意整理したメリット １．月々の分割返済額を減らしました。 ２．将来利息、約５４万円を支払わなく済みます。 ３．司法書士費用を支払っても約４３万円得になります。

　費用雑感

債務整理を受任するのに、費用を明示しない、通常より極端に安い等で集客している等の業者が増えてきていますが、最近はサラ金業者も財務内容が極端に悪化しているところもあって、将来利息を要求したり、長期の分割に応じなかったり、判決・和解しても過払い金を支払わなかったりと、債務整理の交渉は、以前より厳しくなっています。
　このような状況下で、ねばり強く、債務整理を誠意をもって遂行するためには、当事務所の、この程度の報酬は最低限必要と考えています。

　サラ金業者の言いなりで、債務整理(和解・過払い金返還)交渉を行えば良いというのであれば、話は別ですか゛．．．．